2008.08.13 Wednesday
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上智大学の加藤幸次は、欧米と日本との「人間観の相違点」として次のように述べている[17]。
欧米では習熟度別指導が早くから導入され,一般化しています。一般的にいわれていることですが,欧米では人間の成長・発達というものは一人ひとり違っているという前提が受け入れられているのです。それに対して,日本では“努力すれば,勤勉であれば,人間は皆同じペースで成長・発達していくものである,あるいは,いくべきである”と考えられています。
実は,欧米では「習熟度別」とはいわず,はっきりと「能力別」というのです。能力というのは生まれつき,その人に備わっているものです。その能力に応じて指導しようというのです。他方,日本語の“習熟”という言葉は,くり返し学習するようにすれば,誰でも一定のレベルに達するものである,と理解されます。
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(以上 wikipedia「ギフテッド」項目より)
日本で大部分の大学の入学条件が18歳以上となっているのも、こういうところと関係があるのかな、と。日本人の意識の中にある考え、イデオロギーっていうんですかね、そういうものが教育の制度とか環境に現れているのかな。こういうものはなかなか一朝一夕では変えられないんですよね。千葉大などの一部の大学では17歳での飛び級入学の実績がありますが、それはごく一部の大学でしかなくしかも1年早いだけですし。もう少し時間がかかるのかな。
こういったところが東大一極集中とか理Ⅲ病とか、さては官僚の東大至上主義とかの温床になっている気もするんですよね。、、、っつーか大分話がそれてしまっているので(汗)この辺にしときます。
2008.08.11 Monday
2008.08.05 Tuesday
東大受験を知らない無名高校の受験生が東大に合格する上で一番大事なことは何か、と聞かれたら、これからも色々と記事を書いていく予定なんですが、その中から一つだけ上げるとしたら、模試を受けること、さらに言えば東大模試、駿台全国模試を受けることだと僕は思います。
もちろんこれらの模試、特に東大模試は東大受験生にとって一大イベントのようなもので、無名高校かどうかに関わらず全ての東大受験生にとってとても大事なんですが、東大合格の実績がある高校に通っている学生は自然と受けることになると思いますが、そういう環境にはいない人は東大模試の存在やその重要さを知らないこともあるんじゃないでしょうか。
とにかく言いたいのは、出来るだけ早い時期に東大模試を受けるということ。たとえ全く歯が立たずボッコボコにされて0点を取ったとしてもいいからとにかく受けること。
早い時期というのは具体的に言うと高1、または高2の時からが良いです。(s台には高2生用の東大レベル模試とかもあるみたいですがそれじゃなくて高3、既卒生用の東大模試を受ける)
高1や高2の段階では、無名高校の学生ならなおさら未学習分野の問題と当たるはずなので、高確率でフルボッコにされると思います。(それでも国語の記述で適当になんか書いたり、英語の記号問題でテキトーに付けたりして、0点になることは多分ないと思いますが) ただ実際に全く歯が立たなくて0点を喰らったとしても東大模試を受けるメリットは大きいと僕は思います。というのは東大模試を受けることのメリットは単に自分の実力を測るだけではないからです。今ぱっと思いつくメリットを挙げると、、、
東大入試がどういうものか、具体的に体験できる。
そうとう意識の面で変わると思います。実際に模試を受けることで東大入試がぐっと身近なものになりますからね。無名高校に通う学生にとって、周りに東大に合格した人がいないという場合は情報が得られないので、東大入試というのは何となく漠然としたイメージだと思うんですね。それがよりクッキリとした形でイメージできるようになるはずです。東大入試の時間割、問題の構成、どの程度のレベルの問題がでるか、合格にどのくらいの点数が必要かetc...。目標の明確化というやつですね。
どういう問題が出るかというイメージができるととても良いです。それらを解くためにはどういう勉強をしたらいいかということが頭のどこかにあると、日々の勉強の効率もだいぶ違ってきますからね。もしかしたら最初はその問題がどの程度のレベルなのかすら分からないかもしれませんが、後日勉強を続けながらたまにふと模試の問題を見直してみたりしていると、徐々にわかってくるはずです。
あと他にメリットを挙げるとすれば、模試はそれぞれの試験会場で受けることになると思いますが、無名高校から東大を目指す人にとっては、もしかしたらそこで初めて他の東大受験生を見ることになるのかもしれません。やはり自分以外に東大を目指している人を見るとモチベーションが上がります、たとえそれが知らない人で特に言葉を交わさなかったとしても。中には試験時間中に順調そうにシャーペンを走らせている人も居るでしょうし、そういうのを見ると「自分もがんばらなくては!」とやる気upしますよ。
あとは、おそらく東大模試と駿台全国模試だけが、全国トップ層の受験生が一同に受ける模試なんですね。全国トップの受験生がどのくらいのレベルなのか、成績優秀者の資料を見ればわかります。それがいい励みになるというか。「自分は全然まだまだたいしたことがないんだな、もっとがんばろう」とか、「オレもこのレベルを目指す!(笑)」とか思ったり。人によってはそういうのもモチベーションになると思います。
いろいろと書いてきましたが、やはり言いたいのは東大模試を受けろと、それに尽きます。うまくいけば東大入試に対する意識も、勉強の効率もガラッと変えることができる。・・・とはいっても最初はたぶん怖気づくかな思うんですよね、東大模試を受けることを。無名高校でかつ高1,2ならなおさら。なので東大模試を受ける前段階として、標準レベルの記述模試を受けてみるというのもありだと思います(河合塾の全統記述模試など)。
2008.08.02 Saturday
ホームページを作ろうと思っていたんですよ。東大受験に関するサイトを。前にも少し書きましたが、東大に合格するには能力も大事ですが、受験に関する情報格差によって東大入試の合格ラインを突破できるだけのポテンシャルを持っている人でもそれにかすりもしないということが起こっているのが今の現状だと思うんですね。
やっぱり悔しいんですよ。高いポテンシャルをもっていながらそれを活かす術を知らずにいて、それでいて地頭のそれほどよくない学生が有利な環境にいることでポンポンと東大に合格しているのを見ていると。
無名の高校に通っていて勉強はあまりしたことが無いという人でも、東大に入るだけのポテンシャルを持っている人は相当数居るはずです。そういう人たちに僕が得てきた情報を提供したいと思っていて、大分前からサイトをつくりたいなあとは思っていたんです。
・・・でも、構想はあっても実際にサイトを作り出すところまではいかなかった。なぜか。それは・・・
めんどくさかったから(笑)
htmlに関する知識もそこそこ有ったので作ろうと思えばできたはずなんですけどねぇ・・。
色々と考えたんですよ、あれも作りたい、こういったのもあればより充実したサイトになるだろうとか。でも、ほんんっとに計画した事って、実際に成し遂げることは少ないですね(苦笑)受験時代に参考書を色々買ってきて、よしこれ全部やろうと決めて結局最後まで手をつけなかった本がドッサリと残る、あの現象と似てますね(笑)
なので、考え方を変えたんです。色々とやろうとするなと。後で記事にしようと思ってますが、無名の公立高校に通う東大受験に関してほとんど知識を持っていない学生にとって、自分の受験時代を振り返ってみて思う一番大事なこと、とにかく東大模試を受けろと、それを書ければいい。それだけでもいいと。よくみたらネットには同じようなテーマのサイトもいろいろとあるみたいだし、自分がゼロから全部を作る必要は無いと。やろうと思ってもできないだろうと。お金もらえるわけでもないし。
そこでブログに目をつけたんです。この前サッカーの北京五輪代表のことについて記事にしましたが、ある代表選手が自身のブログに書いた一言で非難を受けて新聞沙汰になってましたよね。最近はサッカー選手の間で、特に若い選手でブログを書いている人が増えてきているのは以前から知ってました。・・・そうか、仕事柄特にパソコンに詳しいというわけでもないだろうサッカー選手でも「よっしゃ、流行ってるみたいだしブログはじめようか」といったノリで出来ちゃうのか。これなら僕にでもできるんじゃないか、と。
やってみたら、その通り2日で出来ました(笑)ブログの威力を知りましたね。僕はブログとかいう名前を耳にするようになった頃、なぜこんなものが受けているのかわかりませんでした。日記やらなんやら別にホームページでも出来ちゃうじゃん。ブログとかいう形式をあえて採用する理由が見当たらなかったからです。むしろ形式が決まっていることで自由なカスタマイズができなくなりそうで、不自由な印象さえありましたから。しかし実際に始めてみてわかったこの手軽さ。確かに自分でHPを作るのに比べればカスタマイズの自由度が小さくなることはありますが、それを犠牲にすることで得られるこの手軽さは良いですね。もともとHPは自由度が高い、人や場合によっては高すぎて使いこなせないので、ある程度自由度を削ってもそれほど不自由さは感じませんし。
2008.07.30 Wednesday
2008.07.26 Saturday
東大入試はセンター試験と二次試験に分かれています。試験で点数さえ取れれば高校の内申書の点数などは全く関係ありません。受験資格はどこかの高校を卒業することか、してなければ大検に受かれば大丈夫です。願書はたしか私立大学は大きな書店には置いてあるはずですが、国立大学のは置いてなかったような気がします。センター試験や二次試験の願書は以下のサイトで簡単に手に入ります。
・全学.jp→http://www.zengaku.jp/
・東京大学HP→http://www.u-tokyo.ac.jp/
東大は二次試験の比重が大きく、センター試験は足きり程度の位置付けです。センターの足きりラインや二次試験の合格点の水準などは下のサイトを参考にしてください。
・東大塾(河合塾)→http://todai.kawai-juku.ac.jp/
・東大入試データのページ(代ゼミ)→http://www.yozemi.ac.jp/NYUSHI/joho/todai/contents.html
他に参考になるサイトとして
・大学受験de東大受験→http://ut-way.com/
センターは足切りさえクリアすればいいので、受験勉強ではセンター対策をするよりも二次対策がメインになるでしょう。二次で合格点を取れるレベルになっていれば、センターは直前期に過去問をやりまくって慣れるくらいで大丈夫だと思います。センターの足きりラインですが、上記のサイトを見ていると以前は8割程度だったようですが、近年どんどん上がってますね。これはどういうことなんでしょうか?ゆとり教育の影響でセンターの問題が簡単になったのでしょうかw それとも受験生のレベルが上がっているのかな。
2008.07.20 Sunday